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定年直前に引っ越し。一人でも楽しく暮らす工夫をし、初めての土地で、初めての年金生活始めます。

岡山県の観光名所の一つに後楽園がある。
ここで小学校4年生の男の子が英語で観光ボランティアガイドをしているという。

帰国子女でもなければ、海外旅行の経験もなし、家族にも英語を話す人がいないそうだ。
もうすでに話題になっていたそうだが、世情に疎いせいで最近テレビで知った。

彼の英語の素晴らしさはネイティブに近い発音や語彙力だけではない。
私がもっとも注目したのは伝えること、伝えたいことの内容にある。

歴史やそれにまつわる由来やエピソードを実によく勉強し、通り一遍でないオリジナルのガイドをする。
実際、日本語の会話もしっかりしている。

例えば生憎の雨の日に観光している外国人に「雨はよく降るのか」と聞かれた。
自分も含め大抵の人なら「そんなことはないです、今日はたまたまですよ」というくらいだろう。
ところが彼は「岡山県は日本中で一番晴れる日が多いというデーターがあるのですが、今日はたまたまです」と言った。

こういうのをプラスアルファのある会話というのだろう。
どれほど英語のスキルがあっても、ガイドブックを英語にしただけの人もいる。
または人の話を通訳するだけで、フリートークが出来ない人もいる。

この夏、実家から送られてきた野菜を何人かにおすそ分けをした。
ある人は「ありがとう、美味しかったわ」
ある人は「美味しかったわ、あれで作る〇〇が大好きなのよ」
ある人は「今、高いのよ、貴重なものをありがとう」

お礼を言うだけでもこれほどのバリエーションがある。
私は○○で作る○○というのが気になり、作り方を教わり早速トライした。
いいコミュニケーションを持つとはこういうことだと思う。

岡山の小学生にもどるが、ガイドブックに載っていない日本のことをたくさん勉強して伝えたいと言っていた。
将来まったく違う職業を選んだとしても、それこそ自分の知識としてどれほどの宝となることだろう。

英語教育やら自国語能力、コミュニケーション力などと躍起になっている昨今、それらは常にセットであり、同時進行であるものだと思う。

2018.11.10 / Top↑
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