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定年間際に引越した土地で小さな冒険とささやかな幸せ探しをする日々

引っ越し後にとりあえず放り込んでおいたCDやDVDの棚を整理した。
脳裏の片隅から消えていた一枚のCDに、思いを廻らす。

自分の年代からして、おじ様コーラスグループといえばダークダックスとデュークエイセスかな。
そのデュークエイセスのほうで低音の魅力を発揮されていたのが牧野氏。
仕事を通して接する機会がありその後、親しくしていただいた。
歌声だけでなく、お話するときの声もまた落ち着いた渋声です。

低音部だけで50年もやっていると、たまには一人でまともに歌ってみたいという欲求からソロコンサートをやるというので招待された。
そのときにお祝いの気持ちで買ったのがこのCD。

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私が出会った頃はたまにNHKの歌番組で拝見する程度でしたが、クリスマスやディナークルーズのショーなどのお仕事もされているとのこと。
豪華客船での面白いエピソードなどたくさん聞かせていただいた。

上品でとても素敵な奥様と二人暮らしをされていて、お二人でボケ防止ゲームを楽しんでいると話されていた。
例えば、山手線の駅名を外回り、内回り順に答える、世界の国や都市の名前を漢字で書くなどといった具合。

私にも同様の問題を出されたことがある。
紐育、巴里、和蘭、伊太利亜くらいなら読み書きできたが伯剌西爾、濠太剌利などとなると完全にお手上げだった。
ベニスの商人は人肉質人裁判と書くというのも牧野さんから教わった。

今、自分はその頃の牧野さんの年齢に近づき、同じようなことをやり始めている。
かつて某大臣が“未曾有”をみぞうゆうと読んでくれたおかげで?この手の書籍が売れているという。
これはなかなか面白いが、相手がいないのでクイズにならないのが残念だ。

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時事ネタをもとにしたダジャレもお得意で、ずいぶんと笑わせてもらった。
そのダジャレもまずは奥様の反応を確認してからお披露目するそうだ。
心理学者の河合隼雄先生もダジャレの常習犯だったと聞いたことがある。
どうやらダジャレと脳の活性化とは関係があるらしい。

『人生に無駄な出会いはない』といわれるが、若い頃に出会った年長者こそ今になって生きている気がしてならない。

2018.05.07 / Top↑
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