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定年直前に引っ越し。一人でも楽しく暮らす工夫をし、初めての土地で、初めての年金生活始めます。

先日のお花見以来、いまさらながら朧月夜の歌詞の美しさに感心している。

♬ 菜の花畠に 入日薄れ
  見わたす山の端 霞ふかし
  春風そよふく 空を見れば
  夕日かかりて におい淡し 


海外では“Sakura Sakura”を歌ってくれとせがまれた経験が二度ほどある。
二回とも古代ローマ時代の円形劇場を見学しているときだった。
確かレバノンとギリシャだったと記憶している。

現地ガイドが円形劇場の構造の仕組みを説明するときだった。
古代人はすでに音響効果というものを熟知して設計した。
それを証明するので、あなた自身が歌ってみなさいということらしい。
歌が上手かったらどんなにいいだろうと思うのはこういう時だ。
結局、両手をパンパン叩いて反響する音を確認するにとどめた。

何処の国へ行っても日本の歌といえば、さくらさくらのようだ。
オプションでホテルのディナーパーティーなどに出席すると、たいてい生バンドで宿泊客の国の代表的な音楽を演奏してくれる。
そのときも日本はさくらさくらだった。

知人もアメリカに行ったとき、日本の歌を歌ってくれといわれたそうだ。
あえて“さくらさくら”を避け、“富士の山”を歌ったら、Mt,Fuji のなにを歌ったものかと突っ込まれ、歌詞を英語で説明できず大汗を掻いたそうだ。
生兵法は大怪我の基ではないが、やはりさくらが無難と心得たそうだ。

ましてや朧月夜などどれほど苦労して英語にしても、朧月夜そのものの風情や趣を彼らが理解するかどうかが問題だ。
しかし、最近はSNSなどの普及で、日本人の知らない日本を知っている外国人も急増しているというから侮れない。
経験からして、もっとも日本文化に造詣が深いのはフランス人だと感じている。

旅行のために英語の勉強を始める人は多いが、同時に歌や文化、伝統などと組み合わせて勉強するとより楽しく上達するような気がする。
また、英語の恥は掻き捨てにしてはいけないと思う。
答えられなかったことや自信がなかったことは必ず後で調べるのも上達の秘訣だと実感している。

2018.04.05 / Top↑
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