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定年間際に引越した土地で小さな冒険とささやかな幸せ探しをする日々

今の住所へ引越してちょうど二年経った。
その間、選挙は三回経験した。

マンションには○○党の熱心な支持者がいて、選挙が決まると幾度となくピンポーンと来る。
時には候補者やその関係者が同行して名刺を置いていく。

私は明るいうちに入浴することもあって、その最中だったり直後だったりと。
正直、選挙が終わってホッとする。

選挙というと、文房具好きや筆記具好き達の間では投票用紙や鉛筆が話題になる。
三菱だった、トンボだったは序の口で、品番やモデル名までチェックする人もいる。

投票用紙は特別な紙を使っている。
手で破れない、水に強い、折り目がつきにくく投票箱の中で自然に開き、開票時間が短縮される。

これはユポ紙というパルプ不使用の合成紙。
三層になっていて、真ん中にポリプロピレン樹脂をサンドしている。

それゆえ折っても自力で開くという、超ハイテク紙。
なによりもツルツルなめらかで、水性ペン以外の筆記具に対応している。

候補者名を手書きする日本の選挙は世界でも珍しいそうだ。
ペン好きたちはこの用紙に惚れて投票に行くという人もいる。
もちろんこれはマニアの部類人種。

私もユポ紙を使ったノートを探している一人だが、ようやく見つかった。
台東区にある文具屋で、オリジナルのノートを作ることが出来る専門店。
また楽しみが増えた。

2019.07.22 / Top↑
暑いのは嫌いでないが、湿気が大の苦手。
梅雨明けも8月までお預けのようで、うんざりしている。

手抜き化粧を帽子とサングラスでごまかし、食糧の買い出しへとGO.
無駄なものを買わないよう、メモを見ながら慎重にカゴへと入れる。

近くに新しいスーパーがオープンした影響か、以前よりも空いている。
それとも時間帯のせいか、並んだレジの隣は閉まっている。

いつも拝見しているブロガーさんの記事にあった、自分が並ぶとなぜか列ができる。
私にも例外なく当てはまった。

あわてて隣のレジを開けるらしく、担当員が「二番目のお客様、こちらへどうぞ」と叫ぶ。
どうやら二番目とは私のことのようだ。

しかし、苦労して台にのせた私のカゴにはお米も入っており、てんこ盛り状態。
わざわざそれを持ち直して移動するには及ばないし、第一重いのだ。

急いでいないことを告げ、後ろの人によろしかったらどうぞと勧めた。
係り員によってはカゴを運んでくれる人もいるが、あえて不満にはしない。

その帰り、自宅に近いドラッグストアでトイレットペーパーを買う。
その時も二台のレジに先客がいて二番目の客になったが、二人とも男性で買い物も少ない。

ここでも男性のスタッフが走ってきて「お待たせしてすみません、奥へどうぞ」と気遣いを。
その奥という場所は本当に奥で、普段は処方箋などで使用するレジのようだ。

わざわざそこまで移動するに及ばないので「この一点だけですので結構です」と断った。
「よろしいんですか・・」一瞬だが落胆した表情は、残念というか悲しそうにも見えた。

せっかくの好意を無にしたようで、こちらこそ申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
電車で若者が年寄りに席を譲らないというような不平を聞くが、譲られて怒鳴る人もいるという。

親切や好意とは、する方もされる方も状況やタイミングが合わないと空しい行為になる。
まったくもって人間の気持ちは複雑で面白い。

2019.07.19 / Top↑
NHKは嫌いだし、観ないという人は多いようだが、私の廻りではそうでもない。
私自身も選んで観る番組はNHKが一番多い。

“NHKから国民を守る党”の立候補者がNHKで政見を述べている。
もちろんアナウンサーは平静に公平に落ち着いて紹介する。

第一声から大声を上げ、握りこぶしまでして、NHKをぶっ壊すぞ!と叫んだ候補者がいた。
その後の言葉が「あースッキリした、一度これをやりたかった」と満足気。

その後話した内容はよく覚えていないが、観ていて面白いのは手話の人とアナウンサー。
当然SNSでも話題入りしていて、案外みんなNHKを観ているんだと感心する。

NHKが映らないテレビとか、スクランブル化などできるのなら本気で実現してほしい。
観ない観ないといって本当に観ていないのか、疑問視しているから。

私はNHKのアナウンサーの声や、原稿の読み方が聞きやすいから観ている。
スポーツなどでのカメラのポジションやアングルもNHKが好きだ。

NHKで放送した広島対巨人戦で、忘れられない試合がある。
当時は広島市民球場だったので、観客のヤジが放送に入ることがよくあった。

立ち上がりから不安定で不調の桑田投手に「何年巨人の帽子を被ってるんだヨー」とヤジ。
「ピンチを迎えている桑田、巨人の帽子を被って5年目」と真面目に言ったアナウンサーがいた。

友人の一人は何十年も前に観た料理番組のお惣菜が、我が家の自慢料理になったという。
結婚する娘さんにもしっかり伝授したそうで、受信料払っていてよかったと笑いを取っていた。

村上春樹の1Q84という小説で、主人公のお父さんはNHK受信料の集金人という設定。
最初に日本語で読み、次に英語版で読んだのは、これをどう英語にするのか興味があったからに他ならない。

2019.07.14 / Top↑
じゃんけんなら少しは自信があるが、くじ運はまったくない。
これまでの人生で、抽選で何かが当たった経験は一度もない。

ビンゴゲームですら最後まで残ってしまう。
それ故に、宝くじを買ったことは一度もない。

つい最近、世間ではオリンピックのチケットが当たった、外れたと盛り上がっていた。
そんな中で私が期待していた抽選があった。

来年一月、さいたまスーパーアリーナでのクイーンのチケット。
ファミマ先行販売でもう二度も外れている。

きょうは三度目の抽選発表があり、今度こそと期待していたが駄目だった。
まったくもう、近年のチケット販売システムまで恨んでしまう始末。

時間があり余る今こそ、以前のような電話での先着順にしてほしいものだ。
とにかく抽選は嫌いだ、嫌いだ、嫌いだ。

先月だって村上春樹とジャズを聴くという抽選に外れている。
その前は万年筆が当たる抽選にも外れている。

先月、近くのショッピングモールでは国内旅行や食事券などが当たるキャンペーンをしていた。
千円以上の買物で補助券がもらえて、三千円で一回応募できる。

どうせ・・というやけっぱちで何枚か応募できる券をすべて捨てていたら、近くに住んでいる友人に叱られた。
「捨てるんだったら私にちょうだい」

もうだいぶ前になるが、彼女は雑誌の簡単なクイズに答えて西海岸10日間の旅に当たった。
西海岸に特に関心があったわけではなく、冷やかし半分で応募したのだと言っていた。

クイーンのチケットも、くじ運の強い彼女に頼んでいたら当たっていたかな?と後悔。
転売防止のため本人でないと申し込めないが、二枚買って一枚キャンセルもできた。
後になって知恵がつくのも運の無さを如実にしている。

2019.07.10 / Top↑
電動シュレッターが壊れた。
紙詰まりを起こしてノロノロ運転をした後、ピタリと止まった。

電源を切り、爪楊枝や竹串などで詰まった紙を取り除き、何度も電源を入れ直してみたが無反応。
A4サイズ用の業務用で重宝していたが、今回はA3サイズのカットで入れ方が悪かったようだ。

それにしてもいとも簡単にご臨終。
とりあえず冷蔵庫や洗濯機などでなくてよかったと、潔く諦める。

現役時代と違い、A4やそれ以上の用紙でくる書類は激減した。
自分で使用する機会も同様で、机の引き出しには丸々一パック入ったまま。

特にプリンターを処分してからは、余計なゴミが出なくなった。
それでも送られてくるものの中には、内容を見られたくないものが少なからずある。

極力紙のゴミを増やさぬ努力はしているものの、ついつい書き物をしてしまう。
新聞社勤務だった知人は、約40年分の手書きの日記をようやく処分したと言っていた。

もちろん一度や二度で処分できる量ではなく、それはそれは重労働だったらしい。
人生の先輩として、日記を書くことの大切さをさんざん聞かされたものだ。

70代後半の今になって、それらを読み返すこともなくなり、すべてゴミに見えてしまったとのこと。
そうは言うものの、現時代は日経新聞の記事を書く作業には大いに役立ったはずだ。

私も漢詩の書き写しをして、ゴミの元を作っている。
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2019.07.06 / Top↑
♬でんでんむしむしかたつむり
 おまえのあたまはどこにある
 つのだせやりだせめだまだせ♬


この懐かしい童謡を昨日から口ずさんでいる。
最近の子供はもう歌っていないかもね。

応援歌の“お前”が子供の教育上よろしくないと、某監督が発言したらしい。
選手は名前で応援して欲しいそうだ。

なんで今さら、この時期に?というのが第一印象。
熱狂的なファンや私設応援団の行為が下品なのは、ある意味プロ野球の伝統でもある。

若いときには仕事帰りによく神宮球場で、ヤクルト・巨人戦を観戦していた。
突然の観戦だから外野席になるが、いくら紳士たる巨人(当時は)といえど外野はガラが悪い。

教育上というならば、相手チームをやじるときの言葉のほうがよほど問題だ。
特に逆転でもされたときは“お前”どころか、危険な言葉のてんこ盛りになる。

ファンが“お前”と呼ぶことで、選手をリスペクトしていないとは言えない。
しかし選手がそれでモチベーションが下がるのなら、そう伝えるのも球団としての姿勢。

おそらく成績不振によるものだと想像したのは、働いていた頃そういう上司がいたからだ。
数字が伸びないイライラから、突如として重箱の隅をほじくってくるのだ。

一対一で面と向かった“お前”には上下関係があり、演歌の世界では、男女間の愛情表現でもある。
いくらなんでもファンが球場以外で選手を“お前”とか、名前の呼び捨てはしないだろう。

団体での一体感で気が大きくなっていなくもないが、これも愛情表現の言葉である。
くれぐれもこの騒動でドラゴンズが目を覚ますことのなきよう、祈るばかり。

2019.07.03 / Top↑
六月も今日で終わり。
今月は1ギガしか契約していないスマホのギガが丸々残っている。

外出先でもスマホの設定をWi-Fiのみの設定にしていたせいだ。
実際、スマホの使用は増えている。

今朝はiPhoneスクリーンタイムより、一週間前より38%使用量が増えている通知があった。
悪天候で自宅にいる時間が多かったから、いけないと思いながらつい触ってしまう。

G20の情報やプロ野球進行状況など頻繁に覗いていた。
これらの使用量がすべてスクリーンタイムに棒グラフで示される。

ニュースと河野外務大臣、それにトランプ大統領のツイートを頻繁に読んでいる。
情報はツイッターが一番早いので、読み出したら止まることを知らない。

外務大臣の “まもなく日墨会談”
えッ、墨ってどこの国だっけ?となり、ヤフーでメキシコだと知る。

ついでに他の国も調べる。
愛はアイルランド、秘はペルー、馬はマレーシア等々、国の漢字表示は面白い。

以前こんなコントがあった。
 イクラとイラクをよく間違えるんです。
 米に合うのがイクラ、米に合わないのがイラク。
今だったらイラクではなくてイランですね。

トランプ大統領の “President Moon”
月の大統領って誰?となり、ヤフーでムンジェイン大統領だと知る。

へぇー、ムンってMunじゃないんだ。
それにしても小野寺前防衛相が言った“韓国には丁寧な無視で”

一瞬ドキッとする言葉だが、よくよく内容を聞くと頷けるものがある。
完全スルーするのではなく、間違えていることは正して、それ以外は同じ土俵で戦わない。

まるで高級料理店などで見かける“一見さんお断り”に通じるものがある。
マナーの悪い人お断り、金銭トラブルお断り、信頼関係無き者お断りなどが隠れている。

職場等で似たような対人関係で悩んでいる人、丁寧な無視は効果的な作戦かも。
どれほど苦手でも、嫌いでも、何があっても完全無視、完全否定はいけませんね。

2019.06.30 / Top↑
大勢のお笑い芸人さんが何やら問題になっている様子。
正直言って、誰一人として顔も名前も知らない。

お笑いや漫才は昭和のスタイルが好きだ。
ボケと突っ込みがはっきりしていて、落ちもおおかた予想がつく。

ほとんどワンパターンなのだが、聞き入ってつい笑ってしまう。
話のわかりやすさと聞きやすさ、芸人の人情が感じられる温かさがあるからだろう。

漫才の基本はボケと突っ込み。
聞くところによると、関西は突っ込みで笑い、関東はボケで笑うそうだ。

ボケは天才、突っ込みは努力で学ぶ、いや、ボケが努力で突っ込みが持って生まれたもの。
いずれにしても言葉のキャッチボールは、あらゆる人間関係の会話の基本となる。

このボケ(たふり)を特殊詐欺撃退に応用する実験をテレビで観た。
電話の相手が名のった名前や部署名を何度も聞き直したり、どんな字を書くのか質問して本題からずらす。

さすがに相手は「こりゃあ駄目だ」と電話を切ってしまうというが、ほぼコントに近い。
プロたちが何年もかけて修行した技を、いきなり高齢者にできるわけがない。

最近は漫才に限らず普通の会話でも一方的な突っ込み優先で、とてもキャッチボールではない。
とりわけSNSではその度合いが激しい。

それでも時々、絶妙なタイミングで気の利いた突っ込みを見かけることもある。
例えば昨日ニュースで見たド迫力の三原じゅん子議員、早速SNSでトレンド入りしていた。

おおかた過去や人格を中傷するなかで、“北朝鮮のニュースかと思った”というツイート。
思わず吹き出してしまった。
個人的には爆笑問題的なスタイルが好きです。

2019.06.25 / Top↑
見事な青空と真っ白な雲のコントラストが美しい、梅雨の晴れ間。
大阪方面もひとまず平穏になってよかったです。

今夜はストロベリー・ムーンという満月だそうですが、昨夜の月もみごとに美しかった。
逮捕された人は森の中のベンチに横たわっていたそうですが、月は見えたのかしら。

オー・ヘンリーの短編に“警官と讃美歌”というのがある。
ニューヨークのタイムズスクエアで路上生活をしている青年の話。

働きもせずどうしようもない青年が、冬の間だけ寝床を確保するため軽犯罪を思いつく。
これで捕まると少なくとも3ヶ月は刑務所で生活でき、寒さをしのぐことが出来る。

無銭飲食や痴漢などを試みるのだが、ことごとく上手くいかない。
彼にとって上手くいかないとは、警察に通報されないということで失敗となる。

しょんぼりとあてもなく歩いていて、偶然たどり着いたところが教会だった。
この日はちょうどクリスマスで、讃美歌を耳にする。

そこで彼は道徳心を取り戻し、心を入れ替えて真面目に生きる決心をするも、その瞬間、不審者として逮捕され刑務所へ。

物事は思い通りにはいかず、望んでいないときに起こり得るという人生の皮肉。

軽犯罪と凶悪犯罪を一緒にはできないが、なぜかこの物語を思い出した。
それにしても公開された顔写真を見て「私の息子かも」と通報した親の気持ちは痛すぎる。

2019.06.17 / Top↑
昨夜は寒くて夜中に起き出し、毛布を一枚追加した。
珍しくトイレにも起きた。

今朝も寒くて目覚めも悪くスッキリしないが、ゴミ出しのため外へ出た。
鮮やかなピンク色のキャミソール一枚の女性とかち合い、おかげで目が覚めた。

テレビのスイッチを入れると、どこもかしこも老後資金2000万円の話題ばかり。
例によって揚げ足を取るようなコメントばかりで、生産性が無い。

そもそもお金などいくらあっても、これで充分ということはない。
逆に無ければ無いでなんとかするものだ。

金融庁がはじき出した金額は現実的で、あながち脅しではないと思う。
備えあればという警告も、で私の世代では遅いが若い人たちには指針となる。

40代の頃、生命保険会社の担当者が私の老後資金を計算してくれたことがある。
年金以外に5000万円必要と計上したが、それで商品を売り込をむ意図があるのは間違いない。

あの頃は住居費も大きく、頻繁に海外旅行もしていたので、同じ生活をした場合の数字。
それに私の申告もかなり大雑把だったので、それほど深刻に受け止めなかった。

夫65歳、妻60歳というモデルケースも、月に5万円の赤字も自分には該当しない。
ましてや95歳まで生きた場合という仮定など、とてもムリと楽観視している。

それにしても一度公表したものを間違いとされても、すんなりなかったことにはできない。
私たちは知ってしまったのだ。

若いときの自分は、金こそ人生でもっとも大切なものと思っていた。
今、歳をとってみると、その通りだと知った。 
 

19世紀の作家オスカー・ワイルドの名言集にあった言葉。

2019.06.11 / Top↑