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定年直前に引っ越し。一人でも楽しく暮らす工夫をし、初めての土地で、初めての年金生活始めます。

ようやく初詣に出かけた。
昨年に続き二度目の成田山。
風は冷たいが見事な青空、のんびりと小旅行気分。

成田駅近くになると、飛んでいる飛行機が何機も目につく。
頻繁に海外旅行をしていた頃を思い出す。
最近の国際線は羽田に押されている感があるが、成田から飛び立つ気分には特別なものがあった。

開港に至るまでの長い長い闘争をリアルタイムで知っていた。
何よりも成田までのアクセスだけで、海外へ行くというボルテージが上がったものだ。

さて、成田山新勝寺はそこそこの混雑ではあったが、昨年よりは少なく感じた。
特に外国人をそれほど見かけなかった。
仕事を離れてからというもの、外国人に接する機会が激減し、少し残念。
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お詣り後の楽しみは何といっても参道での買物。
昨年買ったお漬物が美味しかったので、今年もそのお店に寄った。

新勝寺の正門から二軒駅寄りのお店。
毎年2月3日の節分にはこのお店のお隣が、力士さんたちの控室になるそうだ。

参道のあちこちに貼られている節分のポスター、今年は稀勢の里。
お漬物屋さんのご主人と店員さんとで、引退の記者会見の話題で盛り上がった。

もちろんポスターはその前に作成している。
今年、予定通り稀勢の里が来るかどうかは微妙だとおっしゃる。
力士枠に入るかどうかは、協会がどういう決定をするかにかかっているのだそうだ。

散々話した後、お店のご主人に言われた一言。
「お客さん、もしかして稀勢ロス」?
一緒にいた友人が大笑い。

満面の笑顔の接客に、楽しいお詣りができました。
ひょっとしたら、ご利益効果は新勝寺以上かもしれないと、ふと思った。
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2019.01.19 / Top↑
♪勝手にシンドバッド♪を歌いながら、サブちゃ~んと叫ぶ桑田佳祐。
同じ業界のなかで、本人を目の前にして、サブちゃ~んと呼べるのは彼くらいではないか。
おそらく氷川きよしも五木ひろしも絶対できないだろう。

勿論、大御大に対して、生意気だとか礼儀知らずなどという不快感はない。
むしろ最大のリスペクトを表している気持ちが伝わってくる。
場を盛り上げ、人を空気に乗せる技は天才的であり、人徳でもある。

そんな大晦日が明け、もう13日目になる。
去年の今ごろは“はれのひ”事件で大騒ぎしていたなぁ。

昨年の教訓からか、今年は成人式の着物事情に変化があるとニュースで聞いた。
祖母や母の着物をリフォームをして着る人が増えたそうだ。
料金もレンタルと同じかやや安い価格で、呉服屋さんはニコニコ。

ふと46年前の自分の成人式を思い出した。
着物を着る憧れも予定もまったくなかったのに、田舎の母から新品の振袖一式が送られてきた。

あの当時住んでいた市には同級生が一人もいないので、式に出席する気は毛頭なかった。
実際、自分の田舎では成人式は夏に催される。
仕方がないので一応着付けはして、写真だけ撮って送った。

後にも先にも振袖を着たのはその一回だけ。
つまり正直なところ、迷惑だったのだ。

その後、何度か引っ越しをしたが、今でも押入れにその着物が入っている。
結婚をして娘でも生まれていたら、はたして着せていただろうか?

思い返すと若い頃の私は母に冷たかった。
母は働いていたので明治生まれの祖母に育てられ、愚痴をたくさん聞かされていたせいかもしれない。
母を好きになったのは、祖母が亡くなったずーと後になってからだ。

今のご時世、いくらでも生かせる方法はあるが、なぜか手放すことができない。
66年の人生で親不孝をした後悔の一つとして、残しておかなければいけない気がするから。

嫌なことは忘れるのではなく、それを抱えて生きていくことも必要な場合もあると思っている。

2019.01.13 / Top↑
また観てしまいました、ボヘミアン・ラプソディ。
今回はCDも買ってしまった。

映画館からエレベーターで一階だけ降りたところに、タワーレコードがある。
当然ながら入り口の正面には、クイーンのコーナーが設けられている。
商売とはこうでなくっちゃ。

クイーンと言えば相当な親日家としても知られている。
ヒット曲の中には日本語を入れている曲もある。
映画の中でもフレディ・マーキュリーは、日本の着物をガウン代わりに着ている。
だが私がこの映画にはまったのは別の所にある。

ボーカルのフレディ・マーキュリーは出っ歯だ。
彼の場合、正確には過剰歯というもので、生涯それを矯正しなかった。

映画の中でも歯並びを揶揄されるシーンがあった。
彼は「歯が出ているぶん、口の中の面積が広くなり、声がよく出る」と答えている。

私はこのセリフにひどく参っている。
この言葉を聞くだけで三度目も観たいと思っている。

コンプレックスも武器になる、ボディ・ポジティブという考え方が注目されている。
人は誰でも何かしらコンプレックスを抱えて生きている。
とりわけ思春期のそれは深刻だ。
開き直って笑い飛ばすには、図々しくなれればいいのだが、相当な年齢に達しないとできない。

クイーン世代ではない若い人たちは、フレディの生き方に何かを見つけているのだろう。
華麗な人生のなかに潜んでいるコンプレックスと孤独感、生涯の友と仲間、それに対しての向き合いかた。

ところでこの映画、何かと日本にちょっかいを出してくるお隣の国では、日本の倍近い動員数だそうだ。
悩みや苦悩を抱えて生きていくこと、心の拠り所とするものは国が違っても同じ。
“坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”
若い世代にはそうあってほしくないものだ。

2019.01.11 / Top↑
年末からの風邪がようやく抜けきった。
夜中の咳がないことで朝までぐっすり寝られた。
体調が普通であることが、どれほどありがたいことかを実感中。

快気祝いに夕暮れ前だというのに缶チューハイを開け、昨年FM東京で放送した村上ラジオをようやく聴いた。
パーソナリティは作家の村上春樹さん。

こんな声をしているんだ、こんな話し方をするんだ、こんな笑い方をするんだ。
驚きと新鮮さがいっぱいだ。
なにせマスコミ嫌いだから、滅多に顔も声も表さない。

神奈川県大和市のお話をされた。
東名高速で大和市に入ると大きな看板が目につく。
“70歳代を高齢者と呼ばない街づくり”

春樹さんいわく、スローガンはいいとして、じゃ、なんと呼ぶのかを知りたい。
高齢者に代わる言葉を知りたいというのだ。

実は私はこの看板を電車の窓から見て知っていた。
あれー、確かこの前まで60歳代だったのに、いつのまにか70歳になっていると思った。

まさか春樹さんが同じ看板を見ていたとは、ミーハーとしてはそれだけで嬉しくて仕方ない。
それにしても、それじゃなんと呼ぶのかという突っ込みはさすが作家です。

春樹さんはエッセーでも、ロシアの民話“大きなカブ”について突っ込みを入れている。
みんなで力を合わせ、苦労して掘り上げた大きなカブは、掘った後どうしたのかと。

私の年代で村上春樹ファンは珍しい。
職場でも好きだと言う人は、20代から30代の男性ばかりだった。
お陰で私は彼らと話す機会が多く、ベテラン社員たちから不思議に思われていたようだ。

今年の年賀状にも若手の後輩から、村上ラジオの話題でもしながら飲みましょうというのがあった。
自分の母親より年上のおばさんを、そんな言葉で誘ってくれるなんてと思わず笑顔になってしまった。

ひょっとして、60歳代、70歳代を高齢者と呼ばな街 大和市は素敵な街かも??

2019.01.08 / Top↑
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
役に立たないブログですが本年もよろしくお願いします。

今年は滅多に引かない風邪で年が明けました。
熱はないものの咳がひどく、とりわけ夜中の咳き込みには恐怖さえ感じる。
最悪なのは咳をするたびに、下腹部の筋肉の痛さに悲鳴をあげそうになる。

そんなわけでまだ初詣にも行っていない。
それどころかこの5日間、マンション敷地内から一歩も外に出ていない。
今も鼻にティッシュを詰め込んでいる。

そんな中、とても爽やかなニュースを観た。
西武からメジャーリーグに挑んだ菊池雄星選手の記者会見。

出来る限り自分の言葉で伝えたいという一心で学んだという英語。
夢や目的がはっきりしていると上達も早い。

二―チェのこんな言葉が浮かんだ。

  たとえば、外国語を学んでまだ少ししか話せない人は、
  すでに外国語に通じて流暢な人よりも、
  外国語を話す機会をとても嬉しがるものだ。

彼の記者会見を観ていて、本当にその通りだと感心した。
初めて公の場で英語を披露する喜びが、マリナーズとの契約成就の喜びに一層花を添えた感がある。

なぜか伊集院静氏の小説ノボさんを思い出した。

ノボさんとは正岡子規の幼名。
何よりも野球好きだった子規の様子が、生き生きと爽やかに書かれている。

明治期、日本に野球が入ってきた当初からの熱心な野球愛好家と、平成最後のメジャーリーグ挑戦者。
この対比はとても面白い。

「ノボさん、どちらへ」
「べーすぼーるをするぞなもし」

2019.01.05 / Top↑